1980年生まれ、18歳まで自然豊かな秋田で暮らす。現在は3人の子どもたちと夫と共に都内在住。水瓶座。子どもの頃から、美しいものとものづくりが大好きでした。けれども、大きくなるにつれてつくる機会はどんどん減りながら大人に。
20代の終わり、当時暮らしていた上海で、少数民族「苗族」の女性たちに初めての刺繍の手ほどきを受けました。祈りを感じる苗族刺繍の伝統的で素朴な図案とパンチの効いた色使いに夢中になると同時に、自分の手でものを生み出すことの愉しさに開眼。帰国後、更に刺繍の世界を愉しみたくて日本刺繍の細やかな技法を学びました。
自然素材の人形作りは、子どもたちに贈るために作り始めたのがきっかけ。スモッキング刺繍、ソーイング、やさしい草木染めなど、日々の暮らしの中には、いつも手仕事が散りばめられています。これまで経験してきた全ての手の仕事がいかせるのが人形作りだと感じ、嬉しく思っています。
感性のままに手を動かし、何かを生み出しているときが至福のとき。